第49回 ジャパンウィーク

フランス・コルマール

フランス・コルマール

コルマール

コルマールは、ドイツ国境に近いフランス北東部のグランテスト地域圏(アルザス、シャンパーニュ・アルデンヌ、ロレーヌの3地方を統合)にある町です。 かつてはドイツ領やフランス領になるなど、複雑な歴史によりドイツ風の街並が広がっています。プティット・ヴニーズ「小さなヴェネチア」という名で親しまれているこの街の旧市街は、運河沿いに中世ルネサンス初期に建てられたハーフティンバー様式(木造建築)のカラフルな民家が建ち並んでいます。クリスマス・マーケットの時期には、愛らしい装飾と幻想的な装飾に彩られ絵本の世界に迷い込んだかのようなメルヘンチックな雰囲気が漂います。この美しい街並みは、映画の舞台のモデルになったと言われています。

コルマールの地図

コルマールの見どころ

プティット・ヴニーズ

■プティット・ヴニーズ
「小さなヴェネチア」という名で親しまれているこの街の旧市街は、運河沿いにカラフルで可愛らしい木組みの民家が建ち並んでいます。石畳の通りの家々の窓辺には花が飾られ、かわいらしい雰囲気が、イタリアのヴェニスを彷彿とさせることから、プティット・ヴニーズと名付けられました。

ウンターリンデン美術館

■ウンターリンデン美術館
13世紀のドミニコ会派修道院を改造した建物で2015年に改修工事完了後、アルザスで最も訪問者の多い美術館です。中世期末からルネサンス期までの彫刻や絵画が所蔵され、特に有名な作品はドイツ人画家グリューネヴァルトの傑作「イーゼンハイムの祭壇画」です。

プフィスタの家

■プフィスタの家
三角屋根と出窓が特徴的な「プフィスタの家」。映画のモデルとなったとされている建物なんです。「プフィスタの家」はコルマールの街のほぼ中心にあり、16世紀に建てられた歴史ある建物です。

クリスマスマーケット

■クリスマスマーケット
コルマールのクリスマスマーケットは、ストラスブールなどと比べると規模は小さいですが、街全体が華やかなイルミネーションで彩られ、アットホームな雰囲気が漂い訪れる人々を魅了します。小さな木の小屋が立ち並び、アルザス地方の伝統的な料理やスイーツ、手作りのクラフト品や温かいワインなど、買い物も楽しめます。

アルザス地方の見どころ

ストラスブール大聖堂

■ストラスブール大聖堂
世界遺産に登録されているこのカトリックの大聖堂は、約400年の歳月をかけ、1439年に完成されました。中世の建築物の中でも最高傑作の一つと言われ、幅が112m、塔の高さは142mで現在、教会としては世界第6位の高さです。「石のレース編み」と例えられる見事な彫刻が見所です。

プティットフランス

■プティットフランス
プティット フランスは、ストラスブールの旧市街南西端にある「小さなフランス」とよばれる一角。水辺にアルザス特有の木骨造の伝統的な建物が立ちロマンチックな風景が見られる場所で、町を囲むイル川を走る遊覧船から眺めることもできます。

リクヴィール

■リクヴィール
フランスの最も美しい村に登録されているリクヴィール は、城壁に囲まれ、村の目抜き通りを端から端まで歩いても20分程度という小さな村です。別名「ぶどう畑の真珠」と呼ばれ、アルザスワインの名産地としても有名です。

オー・ケニグスブール城

■オー・ケニグスブール城
オー・ケニグスブール城はフランス北東部、アルザス地域圏のヴォージュ山脈に遺された850 年もの歴史を持つ中世の古城です。標高750mの山上からヴォージュ地方やアルザス平野の素晴らしい眺望も魅力となっています。

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