イギリス / マンチェスター
マンチェスターは、イングランドの北西部に位置し、イギリスでロンドン、バーミンガムに次ぐ第3の都市として知られる商工業都市。
産業革命期に綿工業で飛躍的に発展し、衰退後は運河(マンチェスター・シップ)沿いに拠点を持つ石油精製、製粉、製鋼、化学、印刷・製本などの工業が発達した。現在は、商業、金融、保険、行政等が盛んになり、ランカシャー地方の中心都市となっている。交通の便が良く、路面電車や市内バスが充実している。産業革命時代の古きイギリスの面影を残しつつ、大きなビルなどの近代的建物も立ち並んでいる。
また、サッカークラブの本拠地として有名なのはもちろん、オアシス、ザ・スミス、ストーンローゼスなど、イギリス音楽を代表するアーティストを輩出した音楽の街でもある。
歓迎メッセージ
見どころの紹介
Manchester Town Hall
マンチェスター市庁舎
街のシンボルの市庁舎は、1877年に建てられたネオゴシック様式の建物。アルバート広場にあり、市の庁舎と議会を併設している。
高さ87mのメイン塔では、24個の鐘が時を告げます。
斬新な幾何学模様で彩られたアーチ型天井や玄関ホールの彫刻、街の歴史を表す12連作壁画、タイルのモザイク模様など、見応え十分です。
但し、現在修繕中のため入館できません。
Manchester Cathedral
マンチェスター大聖堂
中世のゴシック様式が特徴的なこの教会は、第二次世界大戦にドイツからの攻撃で大きな被害にあったが、約20年の歳月をかけて修復され、現在の姿となっています。聖堂内部は、見事な木彫りの説教壇や色とりどりのステンドグラスがありきらびやかです。音楽や文化のイベントも頻繁に開催されています。工事や特別ミサの間を除いて毎日、一般見学を受け付けています。
Old Trafford
オールド・トラッフォード
サッカーファン憧れの地で75,000 人収容するサッカー専用スタジアム。英国の名門サッカーチームマンチェスター・ユナイテッドFCのホームスタジアムである。日本でも、香川真司選手が移籍したことでさらに有名になった。世界中にファンがいて、チケットは入手困難。スタジアムツアーは、試合日以外、毎日開催しており、所要時間 80 分ほどです。
Trafford Shopping Centre
トラフォードセンター
1998年にオープンした、ゴージャスな建物と装飾が特徴的なイギリスで二番目に大きいショッピングセンター。日本でもなじみのあるブランドから、日本未出店のファストファッションなど320以上のショップが入っています。映画館やボーリング場もあり、広々としたフードコート&レストラン街では世界各国の料理が堪能できます。日曜日は営業時間が短いのでご注意を!
Castlefield
キャッスル・フィールド
ローマ時代の城壁などが残る、マンチェスターでもっとも古い地区。キャッスルフィールドは、1980年に保護地区に指定され1982年にイギリスで初めての都市遺産エリアに指定されました。
このあたりを散歩すると、運河システムや鉄道のつり橋など、マンチェスターの過去の遺物が見られます。古い工業ビルの多くは、改装されてアパートやバー、レストランになっています。
The John Rylands Library
ジョンライランズ図書館
マンチェスター大学の図書館で、イギリス第1級重要建築物に指定されており、美しく素晴らしい図書館として知られています。1888年に資本家ジョンライランズの死後に彼の妻が設立し市民に寄贈を決意したのです。館内は自然光が差し込み、フロアに赤いカーペットが敷かれ聖堂のような威厳さを感じます。貴重な古書も多くあり、ジョンライランズ・ビクトリア女王・シェークスピアの彫像が置かれています。